「キーンコーンカーンコーン♪」

「花より団子」っていう少女漫画、皆様ご存じですか?
桁違いのお金持ちであるイケメンくんと一般庶民女子のカップルが繰り広げる
ラブコメのお話で、ドラマ化や映画化もされた、かーなーり有名なお話
(原作は漫画)ですので、ご存じの方も多いのではないでしょうか???

あっ!韓国とか、なんなら海外でも人気な作品よね!
とはいえ、まだご存じない方のために、ごくごくざっくりと
どんなストーリーなのかについてお話をしてみると…
容姿も家柄もごくごく一般的である、いわゆる庶民な女子高校生の主人公
「牧野つくし」ちゃん、が通う高校にて、その同級生である「道明寺司」くん
(この司くん、高身長イケメンで英語もペラペラ、かつ大金持ちの御曹司)と出会い
二人を中心とした学園生活を中心に、ラブコメ(胸キュンなピュアな恋愛)が
描かれる、いわゆる王道少女漫画なのですが、このお話の主人公である
「牧野つくし」ちゃんはいたってどこにでもいそうな、ごくごく普通の一般家庭の女の子
成績も、スタイルも、容姿もいたって普通。
でもこの「牧野つくし」ちゃん、大抵の女子なら即飛びつきそうな好条件男子
(※ただしワガママ)に対して全く引け目を感じたり、ひるむこともなく、
時には正義を貫いてあくまで対等に、しっかり自分を持ち凛として
真正面から向かっていく…!!
今までそんな女子に出会ったことがなかった「道明寺司」くん
そんな飾らないまっすぐなイキイキとした彼女に徐々に惹かれだし…
(続きが気になった方はぜひ一度お読みください☆オススメです!)
漫画版↓はこちらから
「道明寺司」くんにからは当然遠く到底及びもしませんが、世の中には
そこそこイケメンでそこそこお金持ちっていう人も
少ないですが実在しています。
今回はそんな「そこそこイケメンでお金持ち」くんとのお話です。
お話をすすめるのにあたって「そこそこイケメンでお金持ち」くん
だとちょっと長いので(笑)「そこくん」でいきますね!
「そこくん」(34歳)のプロフィール

!!!
はい、もうお気づきですか?

あ、これ、今日はお食事に専念する会なやつだわ
(3Dみたく浮いちゃってる)

あちゃー完全わたし人数合わせ要員だったか
婚活などを続けているとどうしても避けて通れないのですが、ある意味
格差みたいなもの感じてしまう瞬間が時々あります。
格差、というか一種の力量の差?とでもいいましょうか…。
とにかくお互いの持っている魅力値のポテンシャルの高さが
双方で釣り合わないと、どうしてもお互いに対する興味の持ち具合に
大小の差が生まれてしまいそれがそのまま温度差となって現れ、それが
ちょっとした障害となってしまい、飲み会やデートがいまいち
盛りあがらなかったり、恋愛まで上手くつながらなくなる原因となったりする
傾向があったりします。

でも、そこで決して腐らないで下さい!!
というのも魅力値というのはあくまで総合点
職業や年齢、国籍や外見や金銭的条件などといったもの以外にも内面、たとえば
コミュニケーション能力などといった人間力や実際の行動力なども大いに関係してくる。
とはいえ、飲み会や合コンなどといった短期決戦においては、残念ながら
内面的な魅力までもその場のみでいかんなく発揮することは、どうしても困難だったりします…。

モグモグモグ…
自己紹介も終わり食事が始まって30分位すぎた頃、皆の会話を
なんとなしに聞いているうちに分かった事、それは…
男性陣も女性陣もこの「そこくん」に気に入られようと必死だという事
そして…その「そこくん」
とーーーーっても高飛車!!
とにかく偉そうで、めっちゃ鼻につく…!!!

なんやねん、こいつ(怒)
どんなところが鼻についてくるかと具体的にあげるのならば…。
・まず、座り方が雑(だるだるで聞く姿勢が悪い)
・他の男性メンバーを誉めると明らかに機嫌が悪くなる
・自分の会社(複数持っている)業績を聞かれてもいないのに延々と自慢してくる
・お金持ちアピール(所有している外車や都内の自宅、豪勢な休みの過ごし方など)
・他の人の話が長くなってくると、自分の話を上に被せてくる
・自分に興味があるのを前提とした話ぶり(みんな俺の予定や連絡先聞きたいだろ?的オーラ)

あ、あれ?すみません。何だか単なる悪口みたく
なってきてしまいましたね…(汗)
私以外の二人は楽しそうに会話していたのですが、私は「ほかの(常識的な)人と会話してたい」
なんなら「お料理を堪能していたい」モードに一気に突入してしまいまして…。
というのも、そもそも

「本物の出来る男」なら、こんな高圧的な嫌な態度なんか取らないわ
って思っていたので。
なので、「そこくん」以外の人に自然と話をふる。「そこくん」よいしょは全くしない。
私以外のメンバーは「そこくん」に話題を振って、「そこくん」を誉めまくる
(おそらくそれがいつもの食事会の流れ)
その事に気づいた「そこくん」、私に話をふってくる、でも私はその話題を
そのままスルーしてほかの人に流す。「○○さんは、どうですか?」
何度がその流れがあって、ついに?「そこくん」が最初いかにもけだるそうに
椅子に深くもたれ掛かって座っていたのに、俄然前のめり気味に起き上がってきて
なんならテーブルに両肘を置いてしっかり話を聞く姿勢になって、
なぜか私にばかり話をふってくるように…。

なんなの…めんどくさいなぁ
その間、私はとにかく会話とお食事を心から美味しく頂く事に終始専念。
(きっと、自分になびかない奴をひれ伏させようと躍起になってるんだ)
としか思わず(プライドが許さないだけなんだろうなぁ…)うん、食事食事♪

あ!この野菜「ゆりね」だぁ、これ好きなんだ!!
ここでちょこっと<食材ミニ情報>
「ゆりね」=ユリ科の植物の食用球根、ホクホクとした食感で上品な甘みが特徴(美味しいよ)
とか、マイペースにやっておりました。
そのやりとりを見ていた男性側の幹事が「そこの二人、連絡先交換したら?」と
私と「そこくん」に交換をうながしてきたんですが、その場の雰囲気を壊さないように
何となく?連絡先(LINE)を交換しました。
(※ちなみにその時の「そこくん」は不機嫌そう、女性陣は…固まってました)

でも、絶対かかってこないだろうなぁ!
(あったとしても、女の子側からかけられるの待ちだろうなぁ)
って思ってました。
なので、二次会も行かず(3Dの私のみ)帰って速攻寝ました。
そしたら、なんと…
かかってきたんです!電話が、その日の夜のうちに…。
しかも「そこくん」もその飲み会のあとに二次会には行かず、日課である
筋トレをしにジムに行って、そこから自宅に帰ってきたタイミングで

???金持ちの気まぐれか…単なる暇つぶしか…。
時刻はもう深夜、最初は眠いので「うわ、めんどくさっ、早く寝たいのに…」って
半ばイライラしてたんですが、いやいや話しているうちに
正直めちゃくちゃ、びっくりしました。

電話がもう別人…だったんです!!!
(もしかして本当に別人だったのかな……)
そう後で思うほどに、どう別人級に違っていたかと申しますと、とにかく
すごく丁寧で紳士的!!!
そしてあの飲み会では不機嫌そうに一度もニコリともしなかったのに
明るく丁寧な言葉遣いに加え、冗談をまぜてとにかく良く笑う
いわゆる「ギャップ」がものすごかった。

そら、ほれてまうわな♡
(私はもともとの男性の好みが少し変わっていた為、恋愛感情までには至らなかったのですが
惚れてしまう女子、かなり多いだろうなぁとはすーごく思いました)
本人いわく、誰にでも素を出すわけではないとの事、特に仕事の繋がりがある人の前では
正直私の中で電話で話した後、最悪だった「そこくん」の印象が一機に向上しました。
(そして話し方、話の内容から、人の心を掌握する術を心得ている、やはり成長を続けている
社長業を日々こなしている人だけあるな、とも思いました)※そのほかにも色々思いました。
そして…これ、私達女性でも使えるテクニックかな、と思います。
お目当ての人の前だけの特別感、笑顔多様は効果あり☆で有効
インパクト大だと思います。
これ、ある種の「牧野つくし」的要素「飾らず自分らしさを保つこと」が
が相手から注意を惹きつける要因の一つとなったひとつの例かと思います。
仕事が出来て、美人で、自分の機嫌をとってくる人に囲まれた環境(…すごい環境)に
慣れ切った毎日を過ごしていた為、おそらく、このハイスペック「そこくん」を前に
私はどこまでも自然体(イレギュラーな存在)だった。それで興味がわいた…と。
ただ、そこから本命になってお付き合い(真剣交際)や
結婚にまでつなげていけるかは、もう相性やタイミング次第!!!
お金持ちには下心を持った人が男女問わずどうしても集まりがち…そんな中
相手に対して真摯に(下心を持たず)気おくれや自分を卑下する事なく
しっかと自分自身をもち接していく流されない姿勢は、やはり心がけて持っておくべきかと
きっかけとして「牧野つくし」戦法?は有効、ただし
その先は、やはり自分自身次第・・!!
※
電話で話をしている時に、自分自身の魅力をもっと磨きたいなと強く思いました。
魅力的な人と対等に付き合うには、その人と同じくらいの光、パワーが必要だと…。
それまで自分がどうしたいのかについて考えていなかったので、「あなたは?」と
聞かれたときにとても焦りました。とても魅力的な人にあったときに、その人と
どうどうと渡り合える自分でいられるよう、日頃から努力をしておかないと
せっかく奇跡的に出会えたとしても、上手くそのチャンス(ご縁)を育てて
ゆけないかもしれないからです。
縁をつかむためにも、より魅力的な自分になるべく着々と歩んでいきましょうね!!
コメント